業務用エアコンはオフィスや商業施設、学校など、さまざまな場所で活躍しています。
しかし、頻繁に使用することで業務用エアコンは故障が起こりやすく、特にスイッチが入らない、暖房が効かないといったトラブルは多くの現場で報告されています。
これらの故障は、業務の効率低下や快適な環境の損失に直結するため、早急な対策が求められます。
そのため現在お客様の業務用エアコンがどのような状態なのか?を判断するための故障事例をまとめました。
「業務用エアコンのトラブルがよくわからないから、プロに全てをお任せしたい!」
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業務用エアコンの故障の事例まとめ|本体の場合
業務用エアコンの故障事例としてよくあるものは以下の通りです。
- スイッチが入らない
- 暖房が効かない
- 冷房が効かない
- 異音がする
- 水漏れ
- 風が弱い
業務用エアコンの故障事例 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
スイッチが入らない | 電源トラブル、リモコンの故障、内部の電気系統の問題 | 電源プラグとコンセントの接続確認、リモコンの電池交換 |
暖房が効かない | フィルターの詰まり、外気温が低すぎる、冷媒ガスの不足 | フィルターの掃除、専門業者による点検 |
冷房が効かない | フィルターの汚れ、冷媒ガスの不足、外部ユニットの故障 | フィルターの清掃、専門業者に連絡 |
異音がする | ファンやモーターの故障、内部の異物混入 | エアコン停止後の異音源特定、専門業者に修理依頼 |
水漏れする | ドレンパイプの詰まり、配管の破損、結露 | ドレンパイプの清掃、配管の点検と修理 |
エラーコードが表示される | 特定の故障や問題を示唆 | 取扱説明書の参照、専門業者に連絡 |
業務用エアコンの故障事例の中でも多いのがスイッチが入らないです。
スイッチが入らない原因は、主に電源トラブル、内部の配線問題、コントロール基板の故障などです。電源コードやプラグの確認、専門家による内部チェックが主な対処法になります。
次に業務用エアコンの故障事例の中でも多いのが暖房が効かないです。
暖房が効かない場合の原因は、主に冷媒ガスの不足、熱交換器の汚れ、設定ミスなどです。暖房が効かない場合の対処法は、冷媒ガスの補充、熱交換器の清掃、設定の再確認になります。
この熱交換器の清掃は間違ってしまうと大変なことになるので、専門業者に任せることをお勧めします。
次に冷房が効かない場合ですが、こちらの原因は冷媒ガスの漏れ、コンプレッサーの故障、エアフィルターの詰まりなどです。対処法は、冷媒ガスの補充や交換、コンプレッサーの修理や交換、エアフィルターの清掃や交換です。
エアコンから異音がする場合の原因は、ファンの故障、内部の異物、振動部品の緩みなどがあります。エアコンから異音がする場合の対処法は、ファンの修理や交換、内部清掃、部品の締め直しになります。
エアコンから水漏れする場合の原因は、ドレンパイプの詰まりや損傷、冷却コイルの結露過多などです。これらの対処法は、ドレンパイプの清掃や交換、室内の湿度管理になります。
また風が弱い場合も故障が考えられます。風が弱い場合は、まずフィルターの掃除から始めてみることをお勧めします。
これらの故障は、定期的なメンテナンスや早めの対処により、防ぐことが可能です。
それでも改善しない場合は、エアコンの性能に関わるより深刻な問題が潜んでいる可能性があるため、早めに専門業者に相談することが重要です。
業務用エアコンの性能を維持し、快適な室内環境を保つためにも、専門家による点検や適切な対応が重要となります。
ステージアでは、業務用エアコンのトラブルや点検も承っております。一度下記URLよりお問い合わせください。
業務用エアコンの故障の事例まとめ|リモコンの場合
業務用エアコンの場合、本体の故障だけではなくリモコンの故障もよくあります。下の表は業務用エアコンのリモコンの故障事例です。
エアコン故障事例 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
スイッチが入らない | 電源トラブル、リモコンの故障、内部の電気系統の問題 | 電源プラグとコンセントの接続確認、リモコンの電池交換 |
リモコンがつかない | 電池切れ、リモコンの故障、受信部の問題 | 電池の交換、リモコンのリセットや交換、エアコン受信部の確認 |
操作パネルがつかない | 電源問題、操作パネルの故障、内部の電気系統の問題 | 電源の確認、操作パネルのリセットや確認、専門業者による内部電気系統の点検 |
業務用エアコンの一般的なリモコンの故障事例を網羅しています。
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業務用エアコンはリセットすると直る?ダイキンや三菱など共通のリセット方法
ダイキンや三菱などの業務用エアコンのリセット方法については、具体的なモデルによって異なる場合があります。
一般的な業務エアコンのリセット方法は、以下の手順で行うことが多いです。ただし、具体的な操作はエアコンの取扱説明書やメーカーの指示に従ってください。
三菱やダイキンなど業務用エアコンの基本的なリセット方法
- 電源を切る
- 電源プラグを抜く
- 一定時間待つ
- 電源プラグを差し込む
- エアコンを再起動
エアコンの電源ボタンを押して、エアコンの運転を停止させます。または、リモコンで運転停止操作を行ってください。
次に安全のため、エアコンの電源プラグをコンセントから抜いてください。これにより、エアコンが完全に電源が切れ、内部のシステムがリセットされます。
電源プラグを抜いた状態で、約5分から10分程度待ちます。この時間はエアコン内部の電気系統がリセットされるのに役立ちます。
待機時間が経過したら、再び電源プラグをコンセントに差し込みます。
電源ボタンまたはリモコンを使用して、エアコンを再起動します。この時点で、エアコンはリセットされ、通常通りの運転が可能になるはずです。
エアコンリセットに関する注意点
上記の手順は一般的なリセット方法ですが、エアコンのモデルや設定によっては、特別なリセット操作が必要な場合があります。
その場合は、取扱説明書を参照するか、ダイキンのカスタマーサポートに相談してください。
このリセット方法はエアコンが正常に動作しない際の一時的な対処法として有効ですが、頻繁にリセットが必要な場合は、エアコン自体に問題がある可能性が高いため、早めに専門家に相談することが重要です。
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【注意】業務用エアコンのヒューズの問題と対処法
業務用エアコンのヒューズに問題がある場合、
- エアコンが全く動かない
- 運転が突然停止する
- 一部の機能が使用できなくなる
- エラーコードや警告ランプが表示される
以上のようなトラブルが発生する可能性があります。
業務用エアコンのヒューズに問題
ヒューズが切れていると、エアコンに電力が供給されなくなり、エアコンが起動しない状態になります。電源を入れても全く反応がない場合は、ヒューズの問題が考えられます。
またヒューズに過負荷や短絡が発生した場合、安全装置としてヒューズが作動し、エアコンが突然停止することがあります。これは、エアコン本体や接続されている電気系統を保護するための措置です。
そしてヒューズが部分的に影響を受けている場合、エアコンの全ての機能が停止するわけではなく、特定の機能(冷房や暖房など)が使用できなくなることがあります。
このようにヒューズの問題が発生すると、エアコン本体にエラーコードが表示されたり、警告ランプが点灯することがあります。これは、エアコンが自己診断機能によって異常を検知したサインです。
ヒューズに問題がある場合の対処法
ヒューズに関連するトラブルが疑われる場合は、以下の対処法が考えられます。
電源を切って安全を確保しましょう!
まず、エアコンの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。これにより、さらなる損傷や事故を防ぐことができます。
ヒューズの確認と交換
専門の技術者や電気工事士に依頼して、ヒューズの状態を確認し、必要であれば交換してもらいます。ヒューズは安全装置の一部であるため、自己判断での交換は避けるべきです。
エアコンや電気系統の点検
ヒューズが切れた原因を特定し、根本的な解決を図るために、エアコン本体や電気系統全体の点検が必要になる場合があります。
ヒューズの問題は、エアコン自体だけでなく、電気系統に関連する安全上の重大な問題を示していることがあります。そのため、専門の技術者に相談し、適切な対応を行うことが重要です。
ステージアでは、上記のようなヒューズによるトラブルを含む業務用エアコンのトラブル解決や点検も承っております。一度下記URLよりお問い合わせください。
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