エアコンの取り付けを自分ですると失敗しやすい?注意点をまとめます

エアコンを自分で取り付けることは可能ですが、専門的な知識と技術が必要です。一般的に、エアコンの設置は以下のステップを含みます:場所の選定:エアコンを設置する場所を決め、その場所が電源と配管に適しているかを確認します。

  1. 取り付け金具の設置:エアコンを取り付けるための金具を壁に固定します。
  2. 配管の準備:冷媒ガスの配管やドレンホースの準備を行います。これには、配管を適切な長さに切断し、接続する作業が含まれます。
  3. 室内機の取り付け:準備した金具に室内機を設置します。
  4. 室外機の設置:室外機を適切な場所に設置し、室内機と配管で接続します。
  5. 冷媒ガスの充填とチェック:冷媒ガスを充填し、リークがないかなどをチェックします。
  6. 電源の接続と動作確認:電源を接続し、エアコンの動作を確認します。

ただし、冷媒ガスの取り扱いや電気工事は専門知識を必要とするため、自信がない場合は専門の業者に依頼することをお勧めします。

また、エアコンの保証や安全性を考慮すると、プロに依頼するのが一般的です。自己設置にはリスクが伴うので、十分な検討と準備が必要です。

ステージアでは、お客様ご自身でエアコンを取り付けすることをおすすめしておりません。まずは、弊社にお問い合わせください。

目次

エアコン取り付けを自分でする注意点

それでもどうしても自分で取り付けたい!という方もいるかと思いますが、注意点は以下になります。

  1. 電気工事の安全性
  2. 冷媒ガスの取り扱い
  3. 適切な工具の使用
  4. 室内外機の適切な設置と壁への固定
  5. ドレン水の適切な排出
  6. 配管の接続
  7. 動作確認と検査

以上8つが注意点です。さらに詳しく何に注意すべきでどう危険なのかを解説します。

①電気工事の安全性

電気工事は非常に危険な作業です。正しい知識と技術がなければ、感電や火災のリスクがあります。感電や火災のリスクがある主な事例は、

  1. 不適切な電源接続
  2. 電気配線の誤操作
  3. 断熱材や配管の不適切な取り扱い
  4. 冷媒ガスの漏れ
  5. ドレンホースの取り付けミス

エアコンの電源を不適切に接続すると、ショートサーキットや過負荷が発生し、感電や火災のリスクが高まります。例えば、電源コードの接続ミス、不適切な電源プラグの使用、適切でない電圧での接続などがあります。

また、内部配線の誤操作や未熟な電気工事は、感電事故や火災の原因となります。特に素人が電気配線に手を出すことは非常に危険です。さらに、断熱材や配管を不適切に扱うと、熱がこもりやすくなり、火災の原因になることがあります。

②冷媒ガスの取り扱い

冷媒ガスは特殊な取り扱いが必要で、不適切な取り扱いはガス漏れや機器の故障を引き起こす可能性があります。

冷媒ガスが漏れ出した場合、それが引火しやすい状況になると火災につながるリスクがあります。特に、冷媒ガスは無色無臭のため、漏れに気付きにくいことがあります。

③適切な工具の使用

エアコンの取り付けには専用の工具が必要です。適切な工具を用意し、正しく使用することが重要です。

④室内外機の適切な設置と壁への固定

室内機と室外機の位置関係や高低差がエアコンの性能に影響を与えます。メーカーの指示に従って設置することが重要です。

室内機を壁に固定する際は、壁の強度を確認し、適切な取り付け金具を使用してください。

⑤ドレン水の適切な排出

ドレン水の排出不良は水漏れの原因になります。適切な排水経路を確保し、ドレンホースを正しく接続してください。

ドレンホースの取り付けが不適切な場合、水漏れが発生し、その水が電気部品に接触するとショートサーキットを引き起こす可能性があります。

⑥配管の接続

配管を接続する際は、漏れがないように慎重に作業を行ってください。

⑦動作確認と検査

取り付け後はエアコンが正しく動作するかを確認し、漏れや異常音がないかを検査してください。

自分での取り付けは困難でリスクも伴うため、経験や知識が不足している場合はプロフェッショナルに依頼することを強くお勧めします。また、自己責任での作業となるため、万一のトラブルに備えて事前に情報を収集し、準備を徹底することが重要です。

エアコン取り付けの相場

ここまで読み進めて、エアコンを取り付ける作業が簡単そうに見えて、自分で取り付けることが実はとても危険な作業であることがわかったはずです。

そこでエアコンをプロの専門家に依頼するとどの程度の相場になるのか?を教えます。

エアコンの専門家に依頼する際の相場は、

  1. エアコンの種類
  2. 取り付ける場所の条件
  3. 配管の長さ
  4. その他の追加作業

などによって異なります。日本国内の一般的な相場は以下の通りです。

エアコンの種類 相場 注意点
標準的な壁掛け型エアコン 約15,000円~30,000円 新規取り付けや既存のエアコンの再設置も同様の価格帯
床置き型や天井埋め込み型など特殊なエアコン 約30,000円~50,000円以上 取り付けが複雑で、作業時間や技術的な要求が高い
配管延長や追加工事 追加料金がかかる 配管が標準の長さを超える場合や壁穴の開け直し、電源工事が必要
取り外しや廃棄 約5,000円~10,000円程度 取り外しのみと廃棄を含む場合で料金が異なる

これらの価格はあくまで目安であり、業者や地域によって異なる場合があります。

また、時期によっては割高になることもあるため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。また、新しいエアコンを購入する際には、設置費用が含まれていることもあるので、購入先の情報も確認してください。

ステージアでは15,000円から承っております。ステージアの作業対象地域である〇〇にお住まいの方は、まずお問合せください。

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