みなさん、いよいよ寒くなりましたね。秋を楽しんでいますか?
自然豊かなステージアの周りは紅葉が一面に広がっています。
屋内外問わず働く職人の癒やしとなるのが四季の景色です。
ハイエースやトラックの窓から見える景色、体を動かして汗やホコリでいっぱい汚れた後にヘルメットを脱いで一服しているときに肌をくすぐる風の匂い……職人のみなさんが分かるあの感じ、現場作業ならではの醍醐味です。
今日も気持ちよく仕事をしましょう。
今日は集合住宅のエアコン交換工事に来ました。
お部屋は1階で、バルコニーがあります。
お部屋で長く使われていたダイキンのルームエアコンです。
室外機はバルコニーに設置されています。配管は非粘着テープを巻くことで日差しや汚れから保護しますが、黒色のテープを使っているのは珍しいです。
作業は安全と地球温暖化防止のためにポンプダウン(冷媒ガスを室外機に閉じ込めること)から始めます。
ポンプダウンが完了したら室内機も手作業で取り外します。実は重さは主に10kg前後で、女性でも作業ができますよ。
エアコンは壁に直接取り付けているわけではありません。
壁に金属製の据付板を取り付け、据付板に引っ掛けるようにしてエアコンを取り付けます。
更新に伴い据付板も交換します。長い間お疲れ様でした!
壁を綺麗に拭いてあげましょう。
新しい据付板を取り付けます。読者のみなさん、お気づきですか?
代表の水平器が変わりました!
エアコン職人に限らず、建築に携われば水平器は欠かせません。常に精巧な寸法を実現させるための職人の神器です。
職人のみなさんのお気に入りの水平器はなんですか?
エアコンを据え付けする前に電線を接続しておきます。
配管を接続するためにフレア加工をしています。
配管や電線、ドレンホースを配管穴に収めてエアコンを据付けることができました。
新しいエアコンは三菱電機の霧ヶ峰です。
ここからは屋外作業です。
先ほど室内機に接続した新しい配管はバルコニーの配管カバーで隠れますが、室外機との接続部分に近い箇所は露出するので、保護のためテープを手巻きします。
配管の接続にはトルクレンチを使います。エアコン職人ならではの工具です。
真空引きに使うポンプやマニホールドゲージもエアコン職人の特徴的な道具です。
もし道端に落ちてたら!近くにエアコン職人がいます……
試運転をして正常な動作が確認できたら作業は完了です。
涼しい季節のテストは最高温度・最大風量の暖房運転で行います。
バルコニーの配管化粧カバーはオシャレなブラウンです。
これでもう、寒い冬が来ても大丈夫です!
秋の風で紅葉がカサカサと散る音が素敵な現場でした。次回の工事日記もお楽しみに!