本日も新築集合住宅の電気工事に参りました!
現場の前には荷下ろしをするハイエースがたくさん。
新築住宅やリノベーションの工事では、個人宅での工事と違って大工さんや塗装工さんなど色々な職人さんとコミュニケーションを取ります!
いよいよ盤結に向けて準備をしていきます。
こちらは分電盤用の開口です。
もちろん現場にはまだ通電がないので、ヘッドライトで照らしながらの作業!
筋交いを交わしながら、仕込んでおいた壁の中の電線を引き出していきます。
こちらの新築物件で使用する分電盤はこちら!
スリムで外観を損ねません。
エアコンや冷蔵庫などを見ても分かるように最近の住宅設備は洗練されたスリム・コンパクト志向ですね。
間柱や筋交いのたくさんある複雑な壁の中から配線を引き出すのは容易ではないです……
こんなにたくさんの電線が隠れていました!
このような大きい集合住宅などの現場では、電線はどこの系統であるか分かりやすいように、数字や文字(リビングなど)を書いて整理します。
エアコンの先行配管でも冷媒配管や電源線に印を書きます。
そこで新人が親方から最初に教わるのが、「6と9には下線を引け!」という注意です。
日常生活ではあまり支障になることがありませんが、現場では、固定されておらずぶらぶらと動く可能性のある電線や冷媒配管は、6と9の区別がつかなくなってしまっては困ります。
また、自分には区別ができても別の職人が結線・接続作業をするときに困ってしまってはいけません。
現場では細かいことこそ命取り!下線は書き忘れのないように身に付けられます。
洗面所の扉には「火災や漏電を防ぐために換気ダクト工事・電気配線・スイッチ工事は専門の電気工事士が行ってください」と注意書きが貼ってありました。
広範囲な工事を専門家として行うことができる電気工事士は改めておすすめです!
みなさん、2種電気工事士上期の申込締切は4月7日ですよ!(笑)
クロスが貼られて器具付けも間近です。
玄関収納も豊富!白みのあるやさしいベージュで統一されていてリラックスできそうなお家です。
こちらはエアコンの配管です。
設計変更でベランダの壁が厚くなったため、室外機は従来のベランダ置きから犬走りに直置きすることになりました。
やっぱり私は作業車に乗って高速道路を眺めるのが大好き!
帰りはなんと寅さんトラックに遭遇しました!一体どちらへ恋の旅?