おめでとうございます！9歳の女の子が最年少にして第1種電気工事士を取得！

昨年ニュースとなった、最年少第2種電気工事士の誕生！

当時8歳の女の子による快挙でした。

工事日記でも注目の記事でした。

[第2種電気工事士の最年少はなんと8歳の女の子！]

なんと引き続き第1種電気工事士の資格を取得されたそうです！おめでとうございます！

電気工事の会社で働いている大人でも勉強の大変な資格です。

2種の資格を取得後になんと一発合格を勝ち取ったとのこと。なんということでしょう。

女の子は、福島県で電気工事事業を経営するお母さんや社員さんへの憧れをきっかけに勉強を始めたようです。ご家族や社員さんは大喜びですね。

(第1種電気工事士とは……

電気設備はその安全を守るために工事の内容によって、一定の資格のある人でなければ電気工事を行ってはならないことが法令で定められています。

その資格のある人を電気工事士といいます。

第1種では、第2種で可能となる一般住宅や店舗などの600V以下で受電する設備の工事に加え、自家用電気工作物（600V以上かつ最大電力500kW未満）に範囲が広がり、ビルや工場など大規模の電気工事に従事することができます。

第1種電気工事士の試験も1次の学科試験、2次の技能試験の2段階で行われますが、高圧分野が試験範囲に加わるのでとても難解です。

2種の学習を始めるにあたって漢字の勉強を集中的に行っていたとのことですがまさか1種まで取得してしまうなんてどれだけの努力が必要なことか！

大人の私でも読めない言葉が出てきますよ(笑)

もちろん小学校の理科で習わない専門用語も頻出します。

(令和6年第一種電気工事士下期学科試験より)

特に注目を集めているのが、「力が必要な実技試験をどうやって攻略したか？」ということ。

技能試験では指定された図面に従って配線図を書き、実際に電線や器具を使って配線を製作します。

工具の取り扱いは時に力が必要です。とくに、圧着ペンチを使うシーンは私も一番苦労しました。硬くて握りきれないのです。
9歳の女の子が硬いペンチをどうやって使うのか？

なんと登下校中や休み時間にハンドグリップを握り、握力を鍛える練習をしていたそうです。

積み重ねた努力が実って本当によかった！

いつか私たちと一緒に仕事をするときが来るかも？

お母さんはお子さんの好奇心を讃え、「社内でも良い刺激になる」と喜んでいます。

なんと「次は消防設備関連の資格取得を目指したい」とのこと！目の付け所もさすがというところ(笑)

私と女の子でどっちが先に取得できるか競争です！(笑)

参考:福島民報