本日もリノベーション現場に来ました!
早朝の現場は室内でも意外と足元が冷える……
内装屋さんやクリーニング屋さんがいらっしゃったら防寒対策を教えてほしいです。
今日はいよいよ、お家の心臓……分電盤の取り付け作業を行います!
古い分電盤を取り外しました。
長い間お疲れ様でした!
分電盤は洗面所に設置されていることが多いですが、なぜだか知っていますか?
見栄えの良さ(リビングなどで目立たないように)や、電気工事業者がアクセスしやすい場所に設計されることが多いそうです。
玄関や、稀にクローゼットの中に設置されていることもありますね。
個人的には、分電盤はお家に住む女性の背の届く場所に設計されていると親切だなと感じます。
実際に私は背が低いので分電盤に手が届かないことがあります。
配線の長さなどさまざま考慮すべき事項はありますが、家事などで長くお家にいる女性が、ブレーカーが落ちたときに簡単に復旧できると良いと思います。
テスターを使いながら結線しています。
メンテナンスがしやすいようにブレーカーをシールで区別します。
この作業はいつも私がおこなう恒例行事です(笑)。なぜかというと、シールが細かくて代表や他の職人では曲がってしまうそうなのです。
代表や職人の手はごつごつとした「仕事をするオトコ!」の手をしているんです。
実は私の祖父も10代の頃から水道屋をしていたのですが、長年の穴掘りで手の皮は厚く、指は太くなりごつごつという感触をしています。
祖父には、私が幼い頃、水道工事の現場に連れて行ってもらったことがあるんですが、繋いだ手は爪に土が詰まって恐竜のようでしたね。その感触は大人になっても覚えてます。きっと幼いながらに「かっこいい」と感じたんでしょうね。
女性職人は細い手先を器用に使うことができますが、そんな「職人の手」に憧れる気持ちもあるんです!
分電盤を取り付けてブレーカーに電線を繋いだら、お部屋の電気工事はほぼ完了も同然です。
リノベーション部屋の新しい心臓です!
器具付けの光景もきっとお楽しみいただけるはずです。お部屋が完成に近付いていく様子をお楽しみください!