先日、リノベーション現場で器具付け作業を行ったところ、見慣れないスイッチを見つけました。
Panasonicの機器で「熱線センサ付自動スイッチ」とあります。人感センサー付きのスイッチのことです。
人の熱と動きを検知して作動します。商業施設や学校などのトイレで、自分が入ったとたんに電気が付くセンサーをご想像ください。
Panasonicでは「かってにスイッチ」と呼ばれています。
その名の通りスイッチを触る手間がないので便利です!
この物件では玄関の照明と連動して設置されています。
なので、荷物で手が塞がっているときや外出帰りで手が汚れている時にチカラを発揮してくれます!
暗闇でスイッチを探すわずらわしさもありません。
こちらのかってにスイッチ「熱線センサ付自動スイッチ(型番はWTK1811WK)」には照明の動作をお好みに調整できる2つの機能が備わっています。
設定が多くて大変そう? 大丈夫! 今ここでお教えします!
きっと多様な使い方に魅了されることでしょう。
スイッチに付いている扉を開けると……
・動作保持時間調整機能
機器左側の「動作保持時間」つまみでは、点灯状態になったスイッチが、人がいなくなってから消灯状態になるまでの時間を約10秒から約30分までの範囲で調整することができます。
メーカーのおすすめ設定は、「玄関 約1分」、「洗面所 約4分」が目安です。
・明るさセンサ調整機能
機器右側の「明るさセンサ」つまみでは、動作し始めるときの周囲の明るさを調整できます。
設定した照度よりも周囲が明るいときは、人が近づいても照明は動作しません。
メーカーのおすすめ設定は、約10lx(ルクス)が目安です。
次に、扉の下にあるスイッチの説明です。
・手動設定
機器中央のレバーでは通常時が自動点灯・消灯動作なのに対して「常時点灯/常時消灯」を手動で設定できます。
・検知範囲を変更する
下方のレバーでは検知範囲を調整することができます。
皆さんのお好みに細かく設定できることがお分かりいただけましたか?
かってにスイッチは玄関や洗面所のほかにも、クローゼット内や勝手口の照明に使うと快適です。
また、トイレには換気扇連動用のかってにスイッチがおすすめです。
スイッチに触れなくても自動で照明・換気扇のON/OFFが可能になります。
スイッチは小さな機器ですが使用頻度が高く生活の上で欠かせない設備です。
些細なアップデートが皆さんの暮らしをより豊かにしてくれることでしょう。
お家のスイッチにぜひ「かってにスイッチ」を取り入れてみてください!