2024年9月19日に発生した集中豪雨では、八王子市が雹(ひょう)の被害を受けました。
ニュースでご覧になった方も多いことでしょう。
現在もYouTubeやX(旧Twitter)で当時の状況を振り返ることができます。
ピンポン球くらい大きいひょうが空から打ち付けるなんて考えると恐ろしいですね。
八王子市では被災証明書の発行が行われました。
ひょう災は火災保険によって補償されます。
本日は保険を使った修繕工事の様子をご覧いただきましょう。
こちらのお家はバルコニーがひょうでへこんでしまいました。
バルコニーの床を交換するため、一時的にエアコンの室外機を動かす必要があるので私達が作業に伺いました。
エアコンの室外機を動かすときは、配管の折れや損傷、接続不良を防ぐために専門家にお任せしましょう。
職人さんが声を合わせてあっという間に床が張り替えられていきます。スムーズで凄い技術です!
隣のお部屋の室外機も、浮かしている間、あっという間に職人さんが床パネルを差し込んでいきます。
室外機のカバーを閉じたら、床の交換は完了です。
足場の少ないバルコニーでの作業は難しそうですが、地上の職人さんと連携をとってスムーズに進める工事の光景は思わず目を見張りました。
近隣のお家でも、保険を使った修繕工事のために足場を設けています。
お家を見てみると、雨樋に穴が空いてしまっています。
バルコニーの手すりはひょうの跡でボコボコに……
修繕工事を行うときには再び室外機の移動作業を行いに伺う予定です。
ひょうによる被害では、窓ガラスが割れたり、バルコニーやカーポートに穴が空いたり等目視で分かりやすい被害の他に、屋根や雨どいの損傷など、気づきにくい場所の被害が後から見つかるケースが多いそうです。
保険を使って修繕工事を行う際にはお家の周りをくまなく点検し、ひょうが当たったことによる塗装の剥がれや、屋根が浮いてしまうなど、軽微な異変も漏れなく報告するのが良いでしょう。