みなさん、あけましておめでとうございます!年末年始はゆっくり過ごせましたか?
2025年も楽しく電気のお話をしましょうね。
新年といえば、みなさん、初富士は見ましたか?
東京には富士山の見える場所がたくさんあります。
元旦に見ることができなくても、雪をかぶった荘厳な富士山は新年に向けてフレッシュな気持ちにさせてくれること間違いなしです。
ですが、実は私、最近気がついたことがあります……今日はそのお話です!
私は景色を見るのが好きで、山が見えると、その稜線の形から調べた写真と照らし合わせて名前を特定して楽しむことがあります。
多摩や八王子からは高尾山、奥多摩、秩父の山々……そしてたいていどこからでも富士山が見えます。
(23区内でも高い場所や河川敷などの開けた場所に行くとよく見えます)
(高尾山からはなんと相模湾が見えるんですよ。)
ステージアでは町田や相模原方面の現場に行くことが多いです。そうすると今度は作業車から、丹沢の山々が見えます。
もし近隣の方がいらっしゃいましたら、多摩境駅や橋本駅から見える山の絶景を想像してください。
あの丹沢の山の、落ち着いた風景が大好きです!
町田や相模原、相模原以南といったエリアを訪れるたびに、丹沢の連なる稜線のどこかに、同じように富士山が顔を出しているはずと思って、目を凝らします。
しかし……見当たりません。
よく開けた場所に行っても、富士山を見つけることはできませんでした。
「もしかしてこのエリアは、富士山が見えない?」
そんなフシギに心が惹かれて……今日は、調べてみました!
これは富士山を見ることのできる場所をデータ化した関東地方の地図です。
引用元: 宇宙産業情報サイト「宙畑SORABATAKE」
一目瞭然、丹沢山地のある町田市や相模原エリアはぽっかり穴が空いています。
富士山が見えないのは、丹沢山地が壁になっていることが原因で間違いなさそうです。
さらに、丹沢の山々の中には昔むかしから「富士隠し」の異名を持つ山があるそうです。
それが「大室山」(伊豆にも同じ名前の山があります)、写真の通りこのエリアは大室山が富士山を隠す特殊なスポットなのでした。
街から富士山が見づらいことは残念でしたが、山に登ってしまえば大迫力な富士山がすぐ近くに見えるはずです。
大室山の他にも、丹沢山地には「鍋割山」や「大山」など、富士山がよく見える人気スポットがあります。
丹沢に登ろう. 最も高い蛭ヶ岳の標高が1,673メートル、丹沢は決して高い山ではありません。
その丹沢に毎年20万人を超える人々が集まってくるのはなぜでしょうか。
新年の初めにご近所登山はいかがですか?綺麗な富士山を間近で眺めて2025年も元気で過ごせるようお願いしましょう!
「町田や相模原エリアから富士山が見えない謎」についてお楽しみいただけましたか?
これでみなさんもローカルマスター!相模や丹沢山地の眺望をもっと楽しめることでしょう。