ステージア｜水漏れするエアコンは買い替えたら直る？
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水漏れするエアコンは買い替えたら直る？
10月に差し掛かり、ようやく本格的な秋がやって来ました。30度を超えて暑いと感じるほどの心地の良い陽気が続いています。
時間が過ぎるとあの地獄のような暑さも忘れてしまうのが恐ろしいですね(笑)
今年も『夏の風物詩(苦笑)』と呼ばれるエアコンの水漏れに悩まされた方も多いはず。
今日は、みなさんが疑問に感じたことがあるでしょう「水漏れしたエアコンは買い替えたら直るのか」について、お話していきたいと思います。
水漏れ症状は、古いエアコンから新設したばかりのエアコンまで様々なケースにおいて見受けられます。
今年の夏も、取り付けたばかりの新しいエアコンの水漏れ対応をさせていただいたことが少なくありませんでした。
新しいエアコンなのに急な水漏れに気がついたら驚きますし、困りますよね。
まず、エアコンの水漏れにはいくつかの原因が挙げられることをお話しておかなければなりません。
・気圧差によるドレン内での逆流
エアコンの水漏れが夏の風物詩と呼ばれる理由に、「気圧差によるドレン内での逆流」が挙げられます。
気圧は高い方から低い方へ流れるので、部屋の気圧が外気より低い時に空気が逆流して水を押し出してしまうのですね。
とくに室内外の気圧の変化が激しい夏季にはやはりドレンホースに起因する水漏れや異音のご相談を受けることが多いです。
近年では気密性の優れた新しい物件が多いので、その場合も、限られた空気の通り道がエアコンのドレンホースになってしまうことがあります。
気圧の差による水漏れは、主にドレンホースの末端に逆流防止弁を取り付けることで改善する場合が多いです。
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ドレンの気圧トラブルは微妙な気圧の環境の変化で発症したり改善することもある、自然を相手とした複雑な闘いなんです。古いエアコンでも新設のエアコンでも環境によって起こり得る、お客様と職人にもとってシビアなトラブルです。
逆流防止弁の施工で改善がみられない場合はドレンルートの変更や新設等の対応を行う場合があります。
ドレンの気圧トラブルは、ケースによってはお客様と協力して経過を見ながら長期的な対応を選択することも大切です。
・汚れや異物によるドレンホースの詰まり
屋外に通じているドレンホースは落ち葉や土、虫などの汚れにより詰まりが起こることがあります。汚れでホースが詰まると排水が室内機へ逆流することがあります。
施工時にドレンホースが長く、地面に付いていたり、雨上がりに水たまりに接してしまうことなどがあると汚れが詰まり逆流を招いてしまいます。
ドレンホースの詰まりは専用のポンプを用いて汚れを吸引し、対応します。
ドレンホースの適切な設置、メンテナンスを行うことで未然に詰まりを予防したいですね。
以上が代表的な水漏れの原因です。
「では水漏れしたエアコンの買い替えは必要なの？」
水漏れをした際は適切に原因を究明し対処することで、本体の買い替えを避けることができます。
一方で、以上の対応・修理で水漏れ症状の改善がみられないときや使用年数によっては、基盤やモーターなどの本体構造に関わる機器の不具合であると判断する場合があります。
その場合は、新しいエアコンに更新することで、困難な修理を繰り返し行うよりも結果的に良いコストパフォーマンスで状況を改善させることができるでしょう。
急な水漏れはお客様の驚きと困惑をまねく煩わしいトラブルですよね。
みなさんがパニックにならず、正しい知識で原因を特定して解決に向かうことができるよう、このブログでは情報を発信していきます！
次回もお楽しみに！