8月もいよいよ終盤。涼しくなってきました。
お盆を越えるとだいぶエアコン屋さんのお仕事は落ち着きますね。
毎年このあたりにドカンと大きな台風が来て、夏が終わります。今年の夏もやり残しがないように最後まで楽しみましょう!
今日はアパートに来ました。古いエアコンの買い替えです。
まだ暑い日や、雨がよく降るので湿気のこもる日が多いですね。古いエアコンや壊れたエアコンの入れ替えをお考えの方、まだ遅くありません!
新しいエアコンを迎えて、安心の空間で夏のラストスパートを乗り越えましょう!
室外機はベランダ置きの、シンプルな露出配管の現場です。
エアコンを撤去するには、環境を守るためにポンプダウンが必要です。
室内機を取り外すと、「いよいよ工事が始まるんだ」というお客さんのドキドキが感じられます。
新しい背板を取り付けます。既存の配管穴があるので、それに合わせて墨出しをします。
室内機を据付けできました。ピカピカの白くまくんです!
室内機が取り付けられると、「もう使えますか?」とコンセントを差したくなる気持ちもわかりますが……まだ使えないんです!
これから室外機の接続や真空引きなどの作業をして、ようやくエアコンが使えるようになります。
ここでコンセントを差したままだと……屋外で作業員がビリビリします(泣)
屋外作業が完了して作業員が試運転をおこなうまで、涼しい場所でお待ちください!
ご覧ください。配管の接続部分の露出が短くて施工が難しいですね。
そういうときは、先にフレア加工をして……
フレアナットを仮接続すれば配管が長くなって曲げやすくなります。配管は手で優しく、壁に沿ってスリムに収めましょう。
ちょっとしたコツの積み重ねが作業の正確さ、迅速さに繋がります。
SNSや動画サイトには色んな業種の職人さんの様々な裏ワザ・ビジネスハックが公開されています。ショート動画などで流れてきて見かけたことはありませんか?
海外の職人さんの動画も、驚くような施工方法が見れたりして面白いですよ。
いよいよ配管と電線を室外機に接続していきます。
ドレンはベランダの排水用の穴へホースを延ばして差し込みました。ジャストサイズです。
これでベランダが排水で濡れたり汚れたりすることはありません!
配管や電線、ドレンの施工が完了したら真空引きを行います。
コンセントを差して試運転を行います!
あぁ、涼しい風がお部屋を満たします……この瞬間は夏のエアコン屋さんの癒やしのひとときですね。
今回は、テープ巻きによる配管の仕上げを行いました。
快適な白くまくんライフをお楽しみください!