みなさん、エアコンの室外機が邪魔だなと思ったことはありませんか?
ベランダで洗濯物を乾かすときや、お庭でバーベキューをするとき、マンションの外廊下に荷物を置きたいときなど……「もう1mだけでも向こうに置いてあればいいのに!」そう思うことはありませんか?
今日はそんなみなさんにぜひ知っていただきたい、「室外機移設」の現場調査を行っていきます!
現場に向かっていると警察官が?
どうやら道路に散らばった木材を拾い集めているようです。トラックの荷台から崩れ落ちてしまったのでしょう。けが人がいなくて良かったです。
筆者はバイクに乗っている時、前のトラックから巨大なポリバケツが飛んできて唖然としたことがあります。
偶然この日は朝にも、トランクが開いたままの作業車に遭遇して信号待ちで追いついたときに運転手に教えてあげたということがありました。
暑さでぼーっとしてしまって、普段ではありえないようなミスをしてしまうこともあると思います。みなさんもお気をつけて!
現場が近づいてきました。なにやらオシャレな建物が見えます。
門前では毎日、警備員による強固なセキュリティが確保されています。市民の方には馴染み深い光景でしょう。
そう、現場の近くには町田市が誇る玉川大学があります。東京都町田市をはじめに神奈川県川崎市、横浜市を跨ぐ巨大な敷地はなんと61万平方メートルにも及ぶようです。
キャンパスマップを見れば、とても充実した施設の数々に圧倒されます。大学構内にゴルフ練習場があるなんて、豊かな自然を活かせるこの土地ならではの特色ですね。なんとカナダのナナイモにもキャンパスがあるんですよ。
今回移設をするのはこちらの2台の室外機です。
ウッドデッキを作る(!)ということで写真右側のスペースに並べて移動したいというご依頼です。
ウッドデッキって素敵ですね。完成したらきっと子どもは大喜びです。
室外機は左からHITACHIの白くまくん、右はDAIKINのうるるとさららです。
比較するとうるさらは大きいですね。通常のエアコンに加えて換気機能が搭載されているからです。
工事の際には、毎度おなじみの冷媒管のほかに加湿ホースを見ることが出来ますよ!お楽しみに。
うるさらは隠蔽配管で地下室の室内機に繋がっています。白くまくんは2階からの立ち下ろしになっていて、移設の際は配管と電線の接続作業が必要になるでしょう。
「室外機を動かすくらいなんて自分でやる」「ちょっと重いだけでしょ」……
それはちょっと危ないかもしれません!……
室外機には柔らかい銅でできた冷媒配管が接続されています。無理に動かすと配管が折れたり、接続部分に傷がついたりして最悪の場合ガス漏れを起こし冷暖房能力を失うことがあります。
実際にネットの質問サイトなどを覗くと、「除草のために室外機を動かしたらプシューという音がしてエアコンが効かなくなった」などという失敗談が見られます……
私たちが移設作業をする際は通常、ポンプダウン(冷媒ガスを室外機に閉じ込める)をしてから配管を取り外します。室外機を移動してから再度接続するという形ですね。
安全に移設を完了させるためにも室外機の移設は専門家にご依頼することをオススメします!
帰りに食べたとんかつの名店「かつ元」のロースカツ定食。
サクサクの衣はやわらかめで口当たりがよく、しっかりとしたお肉の旨みを引き立ててくれます。香りの良い自家製ソースでペロッと食べられちゃいます。
付け合せのお新香、ポテトサラダも最高に美味しいんです。
玉川学園近くにお越しの際はぜひ訪ねてみてください!