新年は早くも年度末になりました。進学や入社・異動などで引っ越しをされる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
そんな一般住宅での引っ越しに伴うエアコン工事・電気工事はもちろん、オフィス内での引っ越しも、ときには私たち電気屋さんがお手伝いすることもあります。
今日は、模様替えを控えたオフィスでPCデスク等の移動に伴いPC用の電源を増やして欲しいというご相談でコンセント増設・電源タップ増設×3箇所の工事を行います。
オフィスや工場、倉庫など企業さまの現場は企業機密や情報を守るためにハイセキュリティであることが多く、今回の現場も指紋認証による入場制限が行われていたため、外部から訪問する際は来客担当をしてくださる従業員さんに玄関まで来ていただくことで一緒に入場することが可能となるわけです。
無事に入場が出来たところでさっそく現場の様子をご覧いただきましょう!
このフロアだけでも50人ほどの大人数の方々がデスクワークに励んでいます。
私たちのような職人にとってこのようなオフィスの光景は新鮮なんです。
ダブルモニター、トリプルモニター(!)を使っている人もいます。かっこいいですね。
一体何台のパソコンがこの部屋にはあるのでしょう?
このような沢山の機器にも困らないように電源タップは充実の6個口で接地極付きの器具を設置します。
床下には人が入れるスペースは設けられていないため、パネルをめくってOAフロアのわずかな隙間を使って配線作業を行います。
ここで電気工事の必須アイテムをご紹介します。
このような人が入れない狭い場所での配線作業では、ケーブルを通すために「竿」を使います。
電気屋さんの作業車の中に竿が見えても、けっして釣りをするわけじゃありません。
皆さんとても静かに仕事をしています。
インパクトを使うとガガガガ・・・という音が部屋中に響き渡り、作業の際には緊張感が走り思わず変な汗をかいてしまいます。
活線における配線の切断・接続作業は、万が一漏電ブレーカーが反応した際のデータ損失等の事故を防ぐためにお客さまとご相談して、17:30の定時を過ぎて従業員の皆さまが退社した18:00から行うことにしました。