今日はマンションでのエアコン工事を計2台行っていきます。
今回の室外機は、まだブログでは皆さんにお見せしたことのない公団吊りでの設置です。
公団吊りとは、ベランダやバルコニーの限られたスペースに室外機を据置するために有効な設置方法です。
こちらの写真をご覧ください。
皆さんもマンションやアパートのベランダで見かけたことがあると思います。
このように専用の取り付け金具を使用して天井に室外機を吊るします。
室内機はリビングと、
その隣の部屋の計2台です。
室内用配管カバーでの施工です。
作業はリビングのエアコンの交換から行っていきます!
まずは室外機のポンプダウン・取り外しから始めます。
室外機は脚立に乗って手作業で下ろしていきます。
続いて、室内機を取り外したらアンカーとビスを使って新しい据付板を取り付けます。
ブログをお読みいただいている皆さんにはおなじみの(笑) ストリッパーを使って電源線とアース線を室内機に接続します。
スリーブ穴に新しい冷媒配管を差し込みます。
銅管のフレア加工をしたら、トルクレンチを使って接続します。
配管カバー内に冷媒配管、電線、ドレンホースを収めてフタを閉めれば、リビングの室内機の交換作業は完了です。
もう1台の室内機の交換も行っていきましょう!
こちらも同じく室内機の取り外しが完了したら据付板の位置出し・取り付けから行っていきます。
位置出しはスケールや水平器を使って正確に行います。
天井が近く、さらに左配管で狭いので作業スペースを確保するために室内機のカバーを外しました。
普段、この姿のエアコンを目にすることは珍しいのではないでしょうか?
タイトな場所での作業も、エアージャッキを使えば便利です。
配管の接続を行うときは冷媒ガスの漏れが起こらないよう、たとえ窮屈な場所でも丁寧に作業を行います。
いよいよ室外機の施工に入っていきます。
据付金具の位置を新しい室外機用に合わせます。
室外機は手作業で担いで金具に載せます!
電線・配管を接続したら真空引きをして、バルブを開ければ運転の準備は完了です!
スリーブ穴はパテで丁寧に仕上げします。
こちらがリビングのエアコンです。
新しい家電は気分が良いですね!
隣の部屋の左配管のエアコンです。
これで寒い夜も心配ありません!
今日は、標準工事とは一風変わった公団吊り室外機のエアコン工事現場でした。
珍しい光景をお楽しみいただけましたでしょうか?
次回の日記もお楽しみに!