横浜市・エアコンからポコポコという不思議な異音がする
このブログにたどり着いた方の中には、タイトルのようなエアコンの異音にお悩みのお客さまがいらっしゃるかと思われます。
本日は、エアコンから「ポコポコ」「コポッ…コポッ…」「ポッポッ…」「コッコッコッ…」などという不思議な異音がする場合の対処法について書いていきます。
今回の現場はこちらのマンションです。
「こんにちは!ステージアです。エアコン異音の修理に参りました!」
この時期は暖房を使う機会も多く、異音がすると壊れたのではないかと不安な気持ちになりますよね。
家事や在宅勤務、お休みなどで長くご自宅にいらっしゃる方にとっても、異音がすると耳障りでわずらわしい思いをされることでしょう。
そんなみなさまのお悩みを解決するために迅速に調査に伺います。
ご依頼者さま宅のマンションは新しい建物で、エントランスも綺麗です。
お部屋のエアコンを調査すると、確かにエアコン室内機の左側から「コポッ…コポッ…」と一定の間隔で異音が鳴り続けています。
お客さまのお話によると、エアコンをつけている間も『止めている間も』異音が止まらないとのことです。
また、『窓を開けると一時的に音が消える』ということで、「気圧差によってドレンホースから外気が逆流することによる異音」と判断し、処置を行うことに決めました。
因幡電工の「おとめちゃん」を使って施工していきます。
おとめちゃんはエアコンのドレンホースに取り付ける『ルームエアコン用消音・防虫弁』です。
内蔵されている弁によって気圧の変化による異音を抑制するほか、エアコンから水が流れていない時は弁が閉まるため異臭や虫の侵入を防いでくれます。
小さいながらも頼りになるんです。
施工中の気圧の変化を防ぐため、窓を閉めたままドレンホースにおとめちゃんを取り付けていきます。
ズームして見てみましょう。
おとめちゃんを装着したドレンホースの様子です。
近年に建てられた新しいマンションなどは、コンクリート造や二重サッシなどによって気密性が高く優れているものが多いです。
気密性の高い住宅では限られた空気の通り道がエアコンのドレンホースになることがあります。
気圧は高い方から低い方へ流れるので、部屋の気圧が外気より低い時にドレンホースを逆流して異音を発生させてしまうのですね。
また、室内外の気圧の変化が激しい夏季にもエアコンのポコポコ音のご相談を多くお受けします。
コスパ良く異音を防ぐために、気密性の高い住宅でのエアコン取り付け工事をされる際にはドレンホースにおとめちゃんなどの逆流防止弁を装着することをおすすめします!
おとめちゃんをご使用される上で、弁の不具合や水漏れを防ぎ安全にご使用いただくために、定期的な点検や以下のお手入れをおすすめします。
・長期間エアコンを使わない時や、ごみや汚れを視認した場合はおとめちゃんを分解清掃して正常に弁が動作することを確認してください。
・また、付着物などで弁が正常に動作しない場合はおとめちゃんを交換する必要があります。