みなさま、緑色の非常灯を見かけたことがあると思います。
上の写真の器具は正しくは「非常用誘導灯」という名称で、名前の通り火災・地震などの災害により停電が発生した時に効果を発揮してみなさんの避難を助けることができる大変重要な照明です。
今回は、前記事の蛍光灯交換に引き続き、蛍光灯が内蔵されている非常灯をLEDタイプの最新型に交換していきます。
既存の非常用誘導灯を分解して取り外していきます!
分解した様子です。このパーツはおなじみですよね。
非常時にも容易く視認出来る洗練されたデザインです。
私はコレクション癖があるので、持って帰って飾ったらカッコいいのではないか?と思いました(笑)
ここでクイズです。
みなさまはこのプレートがなぜ緑色に定められているのかご存知ですか?
@緑色は建物のどんなデザインにも馴染むから
A緑色は火災時に赤い炎の中で最も目立つ色だから
B緑色は非常時にリラックス効果をもたらすから
正解は・・・
A緑色は火災時に赤い炎の中で最も目立つ色だから でした!
色彩には対称となる色 [補色] 同士を目立たせる特徴があり、その特徴を活かしたデザインになっているんですね。
炎の赤色の補色 (対称となる色) は緑色なので、火災時に避難口を見つけやすくなっています。非常時のパニックにも対応して私達を支えてくれるようにデザインされているんですね。
非常用誘導灯の更新が完了しました!
非常用誘導灯は常時点灯しているため、LEDに更新することで電気代の経費削減と省エネ効果をもたらします。
光量も明るくなり視認性が良くなりました!
引き続きどんどん作業を進めていきますよ!
こんなのはどうでしょう?見たことありますか?
恥ずかしながら私は…この仕事に携わるまでは防犯カメラや火災報知器だと勘違いしていました(笑)
ですがこれも非常灯(非常用照明器具)のひとつです!
よーく見てください。電球があるでしょ(笑) 普段は点灯していないので正体はわかりにくいですよね。
こちらの器具も、停電時に非常電源で点灯することで通路を分かりやすくしてみなさまの避難や救助活動を助けることが出来る大事な照明なんです。
こちらも分解してLED器具に交換していきます…
どうでしょう。生まれ変わった非常灯です。なんだかスマートなイメージですね。